グレンツェンピアノコンクールでの学び　Rちゃんの場合・・・

ブログのUPがものすごく遅くなってしまいました＞＜

コンクールや教室のイベントが続いてバタバタしておりました。

先日、息子がコンクール入賞者コンサートだったので大雪の中、いってまいりました。

最後の１週間は、しっかりと追い込んで練習を行ったのですごく良い演奏ができて

とても良かったですが、色々と行く前の間に疲れてしまいました。やっぱりピアノのコンサートの日は晴れてほしいものです。

でも、この日に向けて最後まで計画的に集中して練習していたのが、今回とっても良かったです。

さて、ずーっと書きたかったことなのですが、今年のはじめにグレンツェンピアノコンクール横浜本選に出演した　Rちゃんのことを書きたいと思います。

Rちゃんは、名門私立小学校のお受験を見事に突破してきたお嬢様で、ピアノのレッスンもいつも明るくのびのびとマイペースに行ってきました・・・・

東京本選のメンバーは１２月に入ってからものすごく、私も追い込んで追い込んでのコンクール。ところが、Rちゃんは少し時間に余裕があったからかのんびりとマイペースに

練習していました。

１２月２２日、２３日、２４日の東京本選が終わってもまだまだのんびりとしたペース。

レッスンでは頑張るものの、１週間が経過してもまだまだ・・という感じです。

１２月２７日にレッスンをするもののの・・・なんとなく不安材料が残る・・・

そのうち、お正月を迎えてしまい・・

あれよあれよ、と３日前を迎えることになり・・・ました。

そこからの追い込みはというと、課題曲を１００回以上弾くというすごい練習メニューをこなしました。

１００回の練習というのは短い曲でもなかなかガッツがいるのでRちゃんにとってはとっても大変だったと思います。

３日間、真剣に頑張ったRちゃんでしたが、本番なんと、ミスタッチして弾きなおしをしてしまい＞＜ました。

お母様から号泣との知らせ・・・

でも、その時のお母様のフォローがとても素敵で時間がたった今でもそのことが心に残って

います。

お母さんからのLINEではRちゃんが大号泣で最後の表彰式まで見られなかったことや、お友達が賞をもらったことなど、様子が知らされました。

そして帰りの電車の中では、何が一番悔しかったのか・・・お母様もお辛かった中、振り返り
の時間をとったそうです

「Rちゃんにとって何が一番つらかったの？」

するとR　ちゃん　なんで、自分がミスタッチをしてしまったんだろうと悔やんでいたそうです。

そして練習しなかった自分のバカーと悔やんでいたとか・・

学校の毎日の日記に

「今日　ピアノのコンクールでした。私はドキドキしました。でもれんしゅうがたりなかったのかおおきなぶたいでまちがえてえんそうしてしまいました。すっごくくやしかったです。でもわたしのおかあさんは、わたしのがんばっているところがうれしいといっていました。次はがんばりたいです」とつづっていました。

そして、その後、お母様から翌日のバレエのレッスンでの態度はいつもとは全く違う態度で
望んでいました、と報告がありました。

今回とても良い成長ができたと思います。

コンクールというのはたとえ受かったとしても落ちたとしても、その後の人生を大きく左右することがるということを今回のRちゃんの成長を見て感じました。

私の小さい時もこんな素敵なコンクールがあったら良いのに・・・と改めてグレンツェンピアノコンクールの存在の大きさを感じだ次第です。

さて、グレンツェンの2014年度の課題曲がもう発表になったようです。

今年は早く練習を始めるのも良いですね＾＾