コンクールを利用して大きな成長を遂げるということ

東村山市、小平市　のピアノ　声楽　リトミック教室「きらきら音楽院」の伊藤三絵子です。

今日は暖かいというより暑い。

けど夜になって急に寒くなってきた・・・（寒いのが苦手・・・ブルブル）

今日はちょっとまじめにコンクールについて触れてみようかなーと思い、PCに向かっている。

ピアノのコンクールというと、一昔前までは

超超超超ウマイ人ーーーーーーが

受けるものだと思っていた・・・

けれど、最近はちょっと違う・・なというのがわたしの感想。

そういうコンクールもなかにはあるけれど、今の時代は、いろんなコンクールが

ある。

例えば、グレンツェンピアノコンクールがその良い例というか・・・

ちょっと頑張れば、弾けるようになる簡単で短い、課題曲が特徴かな。

もっともっと頑張ればその弾けるようになった課題曲のその奥にある深いところを

だれもが覗ける・・・そんな気がしています。

そしてその深いところにある光る何かを見つけると、なんとかその光に触れたくて

触れたくて、レッスンではその光が見えるようにちょっとだけ見せてあとはこの

コンクールまでに掘ってみてねーということの繰り返し

繰り返し繰り返し、子供がその狭い穴（曲）の中できらりと光るもの探しを始めると

ぐんぐん上手になっていく・・・・

昨年、挑戦した生徒はみーんな本当に成長したなーと、1年をふりかえってはっきりと

そう思うことが出来た。わたしも頑張っていないといえば嘘になるけれど頑張ったのは

間違えなく、生徒さんであり、ご両親のがんばりでもある。

そして今度の３連休に関東大会に出場する生徒はまた、今週あたりからすごくすごく

頑張ってさらなる成長を遂げている。特に驚いたのが大人の生徒さん。硬かった

手首が練習で本当にすごく柔らかくなってきた。手首を柔かくするのは本当に本当に

難しい・・・でも人間期限があると本当に頑張るものだ。

一日、３５回ずつ練習してきた男の子もいた。ここだけの話、あんなに歌うことが苦手だったのに嘘みたいにきれいに

フレーズをつなげて弾くことができるようになったと思う。回数も本当に大事なんだね。

今週はきっともっと練習してくる予感。

夏の予選で敗退してしまった生徒さんも残念ながらいたけれど、その悔しさを思い、今年は

必ず予選を突破させてあげたいと強く強く思っている。

そしてその思いを、今週レッスンで生徒さん一人一人に、一人一人のお母様にも

文章で伝え、わからないことがあった方にはお電話を一人一人させていただいた。

付き添いでいらっしゃっているお母様には言葉もかけた。まだまだ話切れなかったお母様

もいらっしゃったので、

その思いを感じて、今年多くの生徒さんからコンクールに参加させてみたいとの

お言葉をいただいた。本当にその重厚に今は潰されてしまいそうだけど、同時に

生徒一人一人の顔が浮かんで、来年度も頑張って子どもたちの精神力、人間力を鍛えよう

そう思った。

そしてうちのピアノを始めたばかりの息子も今年はチャレンジさせてみようと1人の

親として思う。

どんな成長が見られるか楽しみだ。わたしの親としての忍耐力もきっと養われること

だろうなー