3年生の生徒Mちゃんの話~子供は一番お母様に褒められたい!
昨日の、3年生の女の子のレッスン。
いつもお母様と一緒にいらっしゃいます。レッスンでは少し元気が
ないから時々心配になるけれど恥ずかしがり屋の女の子らしい女の子
なんです。
挨拶をするのにすごくドキドキしているのが伝わってくる・・
昨日も申し訳なさそうに弱々しいタッチでピアノを弾いているので
しっかりと鍵盤の底を感じて弾くように指導しました。
ピアノの演奏と性格は非常に似たようになるものですからねー
これはほんと不思議なのですが・・
彼女にはピアノを通じて自信を持って人前でも元気にお話できるように
なってほしいと思ってレッスンをしているんです。
お母様が昨日帰り際にこんなことをおっしゃっていました。
「先生はいっつも褒めてくれるから嬉しいね」とのこと・・・
私は、褒めようと思って褒めているという感じではなかったので
正直あの時、びっくりでした。でも、よく考えてみると自分の娘や息子のこと
を褒めるのって意外にどのお母様も忘れているのかもしれないと・・・
私も今は息子が小さいから褒めるようにしようと心がけているけれど
いつか息子が口答えをするようになったらどんなふうになるかわからない。
忘れることもあるかもしれない。だからこそ、今日このブログにしっかりと
書いておこうと思いました。
先生は1週間に一回のレッスンだから、とにかく良いところ、悪いところの
どちらも目に付くので、今日はここが良かったねーとレッスンの時に必ず
口にはしているんです。でも本当は生徒さんはおかあさんとお父さんに褒められたい
んじゃないかな・・と。
レッスンに遅れてきた時、宿題を忘れてきたり、爪が長い時にははっきりと
レッスンノートに書くようにしています。
挨拶も基本だからそれも忘れた生徒さんにはしっかりと声かけするように気を
つけています。それは先生としてお母様とお父様にもお伝えしたいから。
レッスンで良かったことも勿論レッスンノートにはしっかりと書きますけど。
だって、お母様とお父さまがそれをみて帰ってきて褒めてくれたらまた
ピアノがんばろう!って思うから!!!!
これを読んでくださった、お父様、お母様どうか娘さん息子さんはほんとは
一番あなたに褒められたいのだと思います。
どうかノートを見て今日一つ何か褒めてあげてくださいね・・
よろしくお願いします
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